「にわかトレセン学園」にようこそ。
ウマ娘のゲームやアニメは面白いんだけど、出てくる用語がわからない…そんなトレーナー達へのにわか知識の主が送る競馬講座です。
私が調べた情報をわかりやすくウマ娘と絡めて簡単に解説していきますので、トレーナーの皆様と一緒に勉強して、もっとウマ娘を楽しめるようにしましょう!
【ご注意】
- 知識が浅い主が調べた「にわか知識」のため、内容が間違っている可能性もありますので、もしご指摘があればコメントで教えて下さい。
- 内容については超初心者向けですので、細かい部分や深い知識までは説明はあえて省略していますので正確ではありませんが「大体わかった」程度に留めておいて頂ければと思います。
今回のテーマは「牝馬三冠」です。
牝馬三冠
「牝馬三冠」とは以下の3つのレースを指す。ウマ娘の世界ではこれら牝馬三冠レースに出場することを「ティアラ路線」と呼ばれる。
桜花賞(4月)
優駿牝馬(オークス)(5月)
秋華賞(10月)
クラシックと呼ばれる五大クラシックレースのうち、牝馬が出場するレースが「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」の2つしかないと疑問に思ったトレーナーもいるかも知れないが、クラシックレースには3つ目の「秋華賞」が入ってない。
クラシックレースについてはこちらの授業で説明している。
秋華賞は割と新しく創設(1996年)されたレースで現在は牝馬三冠の最終レースとして認められてるが、それ以前では「エリザベス女王杯」「ビクトリアカップ」が役割を担っていたが、「エリザベス女王杯」「ビクトリアカップ」どちらもクラシックレースとして認められていない。
その理由は、そもそも「クラシック」というのがイギリス競馬から範して誕生したもので、イギリスクラシックというのが日本のクラシックレースに当たる。イギリスクラシックにも牝馬限定レースは2つしかなく「秋華賞」にあたるレースが無いので、日本もそれに習い現在まで「秋華賞」をクラシックレースとして含めていない。
では牝馬は「二冠」しかないのか?
という疑問ですが、創設当初は牝馬の三冠目(牝馬は二冠という考え方もあった模様)は「菊花賞」がそれに当たるレースとして扱われていたが、後に三冠目のレースが創設されて現在は「秋華賞」がその役割を担っている。
タイトルの通りクラシック三冠とは別に「牝馬三冠」という称号があり、「桜花賞」「オークス」「秋華賞」3つのレース全てに勝利すれば「牝馬三冠」となる。なおウマ娘ゲーム内では牝馬三冠を達成すると「トリプルティアラ」という称号が与えられる。
彩 Phantasia
彩 Phantasiaは牝馬三冠(トリプルティアラ)がモチーフになっており、華やかでありながら、力強く夢を追う美しさがある楽曲になっている。
ウマ娘 プリティーダービー WINNING LIVE 02に収録
作詞:五十嵐萌 (Cygames)
作曲:本田晃弘 (Cygames)
編曲:秋田真典 (INSPION)
おまけ
現在までに牝馬三冠馬を達成したウマは6頭。2020年は牡馬のコントレイルと牝馬のデアリングタクトが共に無敗三冠を達成し、同じ年での牡馬と牝馬の同時三冠は初めての事例になっている。
牝馬三冠馬
- 1986年 メジロラモーヌ
- 2003年 スティルインラブ
- 2010年 アパパネ
- 2012年 ジェンティルドンナ
- 2018年 アーモンドアイ
- 2020年 デアリングタクト(初の無敗で牝馬三冠)
現時点で牝馬三冠を達成したウマ娘は登場していない。
まとめ
「牝馬三冠」とは、「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」「秋華賞」の3つのレースの総称。3つのレースを制覇すると「牝馬三冠馬(トリプルティアラ)」と呼ばれる。
では本日の授業はここまで。
出典